英会話初心者からの飛躍!英語に馴染む学習法をご紹介!

英語に馴染むという観点から英語力アップを目指します。

英会話初心者からの飛躍!英語に馴染む学習法』(カワミネエイユ 著)の紹介です。

はじめに<この立ち読みでは省略>

1. 考え方

1-1 テーマを決める

英語をこれから久しぶりに学び直そうとしている人の中にはどこから手をつけてよいか分からな人もいるかもしれません。

学習法のひとつとしては、ひとつテーマを決めて学んでみるというのもいいでしょう。また、興味のある分野の英語を中心に触れていくのもいいかもしれません。まずはひとつ着実に習得し、そこから広げていくという方法があります。

ところで同じ学習時間でも実力に差がつくことがあります。様々な原因が考えられますが、そのひとつが学習方法の違いです。今日勉強を始めて明日には英語ペラペラになれる人はそう多くはありません。限定的な場面では可能でしょうが、場面ごとに異なる表現が必要になるため多くの知識も習得する必要があるからです。実力アップへの近道を求めていたら、茨の道に迷い込んでしまった人はいませんか。本書に書かれていることを実践することでそうした道から脱出できるかもしれません。 


1-2 得意分野を考える

英語力をアップするのに大切な点はいくつかありますが、その一つが得意な分野をもつということだと思います。その分野というのは、スポーツでも、ファッションや映画でもよいと思います。こうした分野を決めて集中的に学習することで、得意分野としていきましょう。背景知識が、その分野の英語を理解する際の助けにもなるでしょう。

洋画を字幕なしで観たいというのを目標にしている人なら、学習段階では会話内容を理解しつつ、たくさんの映画をみるとよいでしょう。うまくいけば、リスニングも上達し、この分野を得意、とすることができるかもしれません。

得意分野ができれば、継続的に学習する意欲もより高まるような気がします。 


1-3 表現の幅を広げる
英語上達のためさまざまな学習法をためした人もいるかもしれません。そんな中、方法論というより英語の表現力や知識の幅が広いと、英語での読書や鑑賞も楽しみやすいのかな、と考えます。英語を学び始めた人や、英語学習を久しぶりに始めた方は表現の豊かさが少なめなこともあるのではないでしょうか。

たとえば、日本語で「思う」に相当する英語はいつもthinkだったりとか。

「思う」には状況によってsuppose、considerなどが使えます。

What do you suppose he will do?
彼はどうすると思いますか?

また「~がある」という表現について、”there is…”、”there are…”しか知らないと英語での表現がかなり制約されてしまいます。

There are books on the table.
机の上に本がある。

We still have plenty of time to go there.
そこに行くにはまだ十分時間がある。

We only have medium in stock now.
在庫はMサイズのみあります。(在庫はMサイズしかありません。)

また、日本語での「教える」はいつもteachとは限りません。

Tell me the way to the station, will you?
駅への道を教えてくれる?

She teaches history at a high school.
彼女は高校で歴史を教えています。

道を尋ねるような場合はtellのほうがいいでしょう。

語彙に関する知識が広いとよりスムーズに英語に溶け込める。そんな気がしています。

ひとつの日本語表現に対してさまざまな英語での言い回しが可能になり得ることを踏まえて語彙力を強化していくとよいでしょう。もちろん、その逆もありえます。

次の英文の意味を考えてみてください。
I drew $1,000 from the bank.

このdrewはdrawの過去形です。意味は「私は銀行から預金を千ドル引き出した」となります。

では、次はどうでしょう。
The fair drew some 20,000 people.

意味は「そのフェアには約2千人が参加した」となります。

「そのフェアは約2千人を引き出した」でも意味がわからなくもないですが、やはり「参加した」ととらえる方がすっきりします。

続きは製品版でお読みください。

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